映画とかアニメとか

毎週映画を見てるので、感想でも書こうと思い筆を執った次第です。

oculus questを買った話

今まで映画の感想しか投稿してなかったけど、話題のVR機器、oculus questを購入しました。

今後も基本的には映画メインにしようとは思ってますけど、ちょいちょい無関係な雑記的な記事も投稿予定です。

 

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届いたのは6月8日(土)。発売日はたしか5月21日頃。

実は予約開始日にはすでに予約していたんですよ Amazonで…

なんでこんなに来るのが遅いというとこれ↓

news.nicovideo.jp

公式ストアでは発売日、遅くともその翌々日くらいまでには皆届いていたみたいなんですけど、何故かAmazonは遅延。

無論私もその煽りを受けました。なお、

news.nicovideo.jp

ギフト券1,000円くれました。許した。

 

さて、遅延ネタはこの辺にして

oculus questとは、Facebook参加oculusが開発・販売しているVR機器でして、questはその最新作となります。

何故今回のがめちゃくちゃ話題になったのかというと、『6DoF・ケーブルレス・PC不要』のVR機器だからです。

この辺の詳しい説明は、色んなブロガーやらライターが書いてるので簡単にしますが、まずは6DoF。

 

VR機器は「3DoF」と「6DoF」に分けられます。

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何百回とネット上で擦られまくっている「いらすとや」が3DoFと6DoFを表現したイラスト。

これ以上ないくらいわかりやすいので私もこれに倣って説明します。

3DoFというのは頭の前後左右への傾き及び首の振りに対応することです。

回転には対応できるけど、動きには対応できないってかんじです。

oculus goやそのへんの家電屋とかで売ってるVRゴーグルが大体これに当てはまります。360度動画などを首を動かしながら視聴することが出来るデバイスですね。安価にVRが体験できるのでけっこう人気っぽい。

私はoculus goがめちゃくちゃ気になってたけど、ちょうどその頃oculus questの発売が近いみたいな噂を聞いていたので尻込みしてました。

 

対して6DoFとは、3DoFに加えて、上下前後左右の動きにも移動できる仕様なのです。

まあいらすとやさんの絵を見ていただければわかると思いますが、エリア内を自由に動き回れるかんじです。

 

このoculus questは6DoFなんです。体を動かして遊ぶゲームとかもプレイ可能。

 

そして2点目のケーブルレスな点ですが、今までのVRってoculuc riftなどPCに接続して使うものしかなかったため、ケーブルが無いのはかなり画期的。

エリア内で回転したり、コントローラーを振り回したりしてもコード類に引っかからないのはかなりアド。

 

最後のPC不要な点ですが、なんとoculus questはPCを介せず6DoFのVRを楽しめます。

スマホ等で専用のアプリをDLして初期設定等を行う必要はありますが、それだけ。

本体のみで購入・ネット接続など全て完結しているのが強みです。

今までのVRって、かなりハイスペックなパソコンを使用しないとまともに使えなかったんですよ。

それがいきなりPC不要になるんだから嬉しいですね。まあその分スペック面はかなり劣りますが。

とにもかくにも、このoculus questは『PCを介せず、6DoFをケーブルレスで楽しめる』という点で注目を集めていたわけです。

前置きが長くなりましたが、私が実際に使った結果、良かった点と悪かった点を書きたいと思います。

 

〇はじめに

前提として、私の部屋はVR(6DoF)を楽しむのには全く向いていません。

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このためだけに間取り図をExcelで作りました。

ご覧の通り、私の部屋は所謂1K。都内の成人男性一人暮らしでは平均的でしょう。

かなりでかめのPCデスクを配置しているからか、円で描いた範囲でしかVRが楽しめません。

購入前は「こんくらい空けとけばまあ余裕やろ」と高を括っていましたが、予想以上に狭い。

最初にプレイエリアなるものを設定するのですが、最低1m×1mで想定は2m×2m必要です。私の部屋では1m×1mのエリアを用意するので精一杯でした。

ここから多少広くとってもベッドが幅を利かせているので、想定プレイエリアを確保するのは厳しいでしょう。

ベッドの位置を置くの横向きしたりしても微妙かも。

ちなみに部屋の広さは6畳です。たぶん6畳なら部屋の半分くらい空ければ何とかなる気がするんですよね。

世の1Kにお住いの方、参考にしてください。

 

〇良かったところ

私はVRにはほとんど触れていませんでしたが、没入感が半端ないと感じました。

前後左右どこを振り向いても良い、立体感のある映像はなかなか新鮮です。

ほんとに思ったより没入感があるので、ホラー系と相性よさそうだなと今更ながら感じました。YoutubeVRにあった360度動画でうおってなるぐらい迫力あったのでホラーはびっくりしそう。

Youtuberとかがオーバー気味にビビる理由が少しわかるかも。

驚かせる系があんま好きじゃないので未だにホラー動画は見てませんが、そのうち見たいと思います。

とりあえず早くDMM対応してくれ。

 

ゲームに関してもデモ版含めいくつかやってみました。

一番人気のBeat Saberはさすがのクオリティでした。

迫ってくるブロックを、曲に合わせて剣で切っていく音ゲーなんですが、これがなかなかどうしてよくできてる。

切った瞬間コントローラーが若干の振動を起こすせいもあって、切った手ごたえもある。

何より曲がかっこいいのもポイント高いですね。

まだquestには自作譜面を遊べる機能に対応していませんが、今後対応予定らしいので気長に待ちましょう。

あとデモ版をやって面白いと感じたのは『Journey of the Gods』です。

オープンワールド的なアドベンチャーゲームで、剣と盾、弓を使って冒険する感じです。

やったかんじは、かなりゼルダっぽいです。

世界観というか、絵のテイストが結構近い。かなり意識してそうな印象は受けました。

VRでの本格的なアクションを楽しめるということで、けっこう面白かったです。ただ私の部屋の広さだと厳しいかな…。いろんなとこ向きながら剣振り回したりするので想定エリアは必要かと。

Beat Saberの良いところは動かなくていいところにありますからね。前向いて剣振り回せば成立するので。

 

〇悪かったところ

ゲーム(アプリ)数が少ないこと。

想定してたより少ない気がしました。まあquestのストアは承認制でクオリティの高いアプリを出していく方針らしいのでしょうがない面もありますが。

Project LUXとか狼と香辛料VRがやりたい。待ってます。

 

次に、あまり長時間できないこと。

私がコンタクトでドライアイ気味なのが悪い可能性もありますが、長時間視聴は厳しいかな。

ゲームの途中で目がしぱしぱしてきます。

眼鏡ではまだ試してませんが、そっちのほうが良いかもしれない。

上記の理由で、ネットフリックスなどで映画を見るのにもあまり向かないかも。

ゴーグルも地味に重いので、2時間つけっぱは現実的じゃないかな。

最初は、ネトフリで映画たくさん見ようかなと思いましたが、大人しくパソコンとかで見ます。

 

〇総括

総括すると、普通に買ってよかったです。

今までにない感覚を手ごろな金額(128GB 約6万円)で楽しめるのが嬉しい。

今まではこの金額+ウン十万するパソコン必須でしたから。

ゲームなどが少ない問題もありますが、まだまだ発売直後。これからどんどん増えていくことでしょう。

SAOみたいにがっつりVRアクションRPG的なのが出来たら楽しいだろうなあ。

 

さくっとVR動画を楽しめるのもポイント高い。

短時間でもけっこう面白いのが多くておすすめです。

今月Vtuberの樋口楓さんのライブがVRでやるそうなのでこれで見ようと思います。

 

 

 

広い部屋に引っ越したい